サムシングブルー


飛鳥井さんの違う作品を探してて、
たまたま手に取ったもの。

後ろのあらすじが、まぁ見事に自分と同じで
思わず買わずにはいられなかった笑

わたしの身の回りはこんなに複雑ではない
とは思ったけど、みんなそれぞれに
それぞれの悩みを抱えてるんだという点は
本当にその通りなんだろうなと思った。
わたしが知らないだけで。

わたしも主人公の梨香と同じように
自分のことしか考えていない。

相手の心配なんて考えたこともないかもなぁ。

読んでて共感することもあれば、
うーん、そこはどうかなてとこもあり。
当たり前だが。

梨香に比べたらわたしの悲しさや寂しさ
なんてちっぽけな気がした。

過去の自分がしたことを
なかったように過ごしてしまうのは
とても勿体ないと思った。
どんなことであれ、人を好きになって、
それぞれ確かに恋に落ちる瞬間が
わたしにはあって、読みながら
過去の恋愛を思い出していた。

終わりあしければ全てあし。

わたしはそういうタイプだったし、
そう思っていれば楽だったから。

でも、この歳になると、
もう戻らないあの時の体験や感情が
とても懐かしくも感じるようになった。
と思う笑

嫌な出来事なんて山のようにあったけど笑
それはそれ、これはこれなのだな。
人を好きになるのは悪いことではない。
とりわけ、お付き合いした人なら特に。

過去をばっさり切ってしまう自分が
少し勿体なく感じられた。

まぁ、ほんとに今だからわかったことなんですが。

関係を続けるのってやっぱり難しいし
面倒だなって思ってしまうから。

でも、意識的に遠ざけたり、逃げたり
してしまうのは違ったなて反省した。

なんか言ってることが毎度毎度
めちゃくちゃなのだが笑
これも別れた直後だから出会えた作品なので
素敵な出会いの1つとなりました。

本ででてくるくらいだから、
わたしみたいな状況なんかよくあるのかな
と思って少し励まされたし笑

ただ、梨香よりかは
自分コントロールが出来ていると思う笑
37歳?のマキちゃんのが近いと思う。

まぁ、どっちでもいいか笑